― デザインについては?
諭子先生:
デザインに関しては私の方で沢山の建築雑誌やインテリア雑誌、そういったモノから幾つかピックアップしてイメージを伝えました。
治療室はなるべく明るくしたかったので、各診療台の前には大きな窓を作って頂きました。
院長先生:
デザイン設計の打ち合わせはかなりの数を持たせてもらいましたね。 素人なもので漠然と鎌田さんに伝えていただけですけど。建築舎さんで施工された同じ医療建築も5件見学させてもらいました。参考になりましたね。
諭子先生:
そう。同じ医療建築というカテゴリで、機能としては同じかもしれないですが、やはり機能をふまえた上で私たちの出していきたい色やコンセプトもしっかり出すことが必要だと考えることが出来ました。
でも、漠然と鎌田さんには話していただけだと思いますが(笑)何度も打ち合わせありがとうございました(笑)
当社スタッフ:
それが肝心なところなんです。やはり設計まではお施主様との打ち合わせの回数をこなして信頼関係を築いていかないと、本当にお施主様がお考えになるデザインは分からないですから。
院長先生:
施工中にスタッフの休憩室がどうしてももっと広くとりたいと言う要望にも応えて頂きましたね。住宅部分の壁をとって貰って休憩室を広くしてもらいました。
当社スタッフ:
小泉さんの場合、敷地面積も広くご ざいましたので将来的に医院を大きくされる際の事も考えましたね。一階平屋というのもやはり敷地面積の広さからです。せっかくですので二階建てはもったいない。
諭子先生:
子どもさん達に、例えば楽しみに来て貰える歯医者さんというイメージをだしたかったので、子どもさん達が遊ぶエリアやお絵かきしたりカウンターなども作って頂きました。おかげで私たちもスタッフも一緒になって子どもさんに接することができるとても実用的な部分なんです。これがすごい好評で。
当社スタッフ:
それは何よりです(笑)イメージ通りに実用できるというは大前提ですよね。そういった患者様に対してのサービスで実用的なのも勿論ですが、医院として実用的でなければならないです。そのあたりも考えられるだけ考えて想定して設計しご提案させて頂きました。バリアフリー設計もその中での一つですね。
院長先生:
私たちの小泉歯科は地元の方たち、お子様からお年寄りまで、全ての方達に優しい歯科医院でありたいですから。
当社スタッフ:
今回の施工では北海道から大工さんに来て頂きました。弊社の高断熱・高気密の 施工は地元の施工会社さんでは難しいですから。
院長先生:
それに地元の施工会社を使うのと値段もかわらなかったんですよ。いない。
― 値段については納得いくものでしたか?
諭子先生:
そうですね。満足しています。色んな要望にも応えて頂いて感謝しています。院長先生: 原価も公開していますし、なによりその原価公開という姿勢が納得いくものでした。
― 医療建築を考えられている方達に何かアドバイスを頂けますか?
院長先生:
住宅ももちろんなのですが、やはり医療建築は実用性です。そのあたりの想定はきっちりと考えたほうがいいと思います。
諭子先生:
そうですね。あとはコンセプト。これからは医院を運営する先生、そしてその医院の建物などトータルでコンセプトを患者様にお伝えしていかなければならないと思います。それが差別化になりますし、ブランドのイメージにもなり、患者様の治療を含めた満足度を高める事になると思います。